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1200年前、弘法大師空海が開創した高野山・金剛峯寺には全国の寺でも珍しい「山林部」という部署があり、樹齢700年の霊木が立ち並ぶ奇跡の森は僧侶や信徒の手で徹底管理され「信仰の森」として大切に守られてきた。山林部長の山口文章さんに、高野山の森と信仰について話を伺い、真言密教の奥深い教えを体験的に語っていただく。
出家しようが、しまいが、自分のいまおかれてる場所が即道場。そこを修行の場とする。それで良いのではないか。
経典には、この経典が最高だ。という書き方があるが、そういった信仰を持つ人も多いか、
何が正しいか調べる、突き詰める人生、
私の教えが正しいと折伏しまわる人生では、
なんだか虚しく思う。
私は、目の前の事柄に、丁寧に対応し、
目の前の人、ひとりひとりの声をきき、
機痕に合わせて、その人が後悔しないように対応したい。
そこには
「間違えている、合っている」
「正義、悪」
といった尺度は存在しない。
人は、知りたいと求めると、やってくる。
学びたいと思うと、学べる環境がくる。
心のあるがまま、素直に動く。
あるがままとは、ワガママの要素を抜いた、もっとシンプルな形。